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- Registration Year : 2013
- Size (ft) : 75
- Engine Type : STERN DRIVE
- Engine Type : STERN DRIVE
- Fuel Type : DIESEL
- Engine Brand : VOLVO PENTA
- Engine Model : D6-330
- Strokes : 4
- Horsepower (hp) : 330
- Number of Engines : 1
- Condition : Engine(s) Operational
- Beam (m) : 3.09
- Hull Material : FIBERGLASS (FRP)
2013年(平成25年)4月進水、フィンランド製の「Minor Offshore 31」のご紹介です。日本国内ではあまり見かけない艇です。 Volvo Penta D6-330(330PS)を1基搭載した、スターンドライブ(船内外機)艇です。ドライブはデュオプロップです。 新規登録のときから現在まで、所有者様は同じ方です。奥様がこの船に決められたときから「子供のように」手をかけてこられたと伺っています。 毎年春に海へ下ろし、秋から冬にかけて上架して、その都度点検・整備を行ってきたとのことです。上架後は春までテントカバーで船全体を囲い、冬の間はトイレ・水回り・エンジンにクーラントを入れて養生されてきたと伺っています。 所有者様の手元には、2013年12月から2024年12月までの整備の請求明細・見積書が残っています。内容は【整備の履歴】に記載しました。 船舶検査証書の有効期間は2031年(令和13年)5月15日までです。 【船体・機関】 船舶検査手帳の記載では、製造者はSarins Boat Ltd、型式はMinor Offshore 31、船質はFRPです。 船体は紺、デッキと喫水線より上は白、船底は赤の塗装です。 船舶検査証書に記載された長さ(登録長)は7.79m、幅3.09m、深さ1.25m、総トン数は5.5トンです。 登録長は船体の実測値ではなく、規定に沿って算出される数値です。実際の船体はモデル名のとおり31ftクラスです(メーカー諸元の全長は9.70m)。マリーナの保管料は登録長で区分するところが多く、その場合、本艇は8m未満の区分に入ります。同じ大きさの艇に乗りながら、毎年の保管料を一段抑えられる可能性がございます。区分の考え方はマリーナによって異なりますので、ご利用予定の施設にご確認ください。 メーカー諸元(カタログ値・所有者様提供)では、全長9.70m、全幅3.20m、喫水1.05mとなっています。これらは実測で確認した数値ではありません。 機関はVolvo Penta D6-330を1基。船舶検査手帳に記載された連続最大出力は242.70kW(330.0PS)/3,500rpmです。機関の製造番号は、船舶検査手帳とメーカーのID-Cardで一致しています。燃料はディーゼル(軽油)です。 使用時間は、取材時(2026年10月7日)のメーター表示で667時間です(Volvo Pentaのタコメーターの液晶表示)。2024年(令和6年)12月の整備の請求明細には「使用時間656h」と記載されています。 取材時に陸上で冷却水を供給しながら、短時間始動しています。航走(試運転)はしていませんので、機関の状態は現艇でご確認ください。 【装備】 操船席には、Volvo Pentaの電子式リモコンレバー(TRIM ASSIST/STATION/CRUISE CONTROL/THROTTLE ONLY のボタン付き)、Volvo Pentaの液晶のエンジン計器、エンジンゲージ2連(タコメーター、燃料・水温・トリム・バッテリー電圧)があります。 トリムタブの操作盤はMente Marineで、AUTOのボタンがあります。 スラスターは船首と船尾にあります。船首側は船底のトンネルにプロペラがあるタイプで、機関室には「SIDE-POWER」表示のユニットがあります。 航海機器として、Raymarineの大型表示器が1面(型番は確認できていません)と、RITCHIEのコンパスがあります。サーチライトは操作パネルのみで、本体は取り外し済みです(所有者様より)。 LEWMAR by STMの電動アンカーウインチがあり、操船席に上げ下げの操作パネルがあります。 コックピットとサイドデッキはチーク張りで、舷側にはステンレスの手すり、デッキには複数のハッチがあります。デッキには電動リール用のコンセントが4か所あります。 機関室には、Victron Energyのバッテリー充電器(Centaur 12V/30A)が2台、Sea-Fireの自動消火装置があります。消火装置の表示プレートは、取材時に「SYSTEM CHARGED」の緑ランプが点いていました。コックピットと機関室には可搬式の消火器もあります。 燃料タンクはアルミ製(フィンランド製)です。 スイッチパネルには、手元灯、室内灯、後部甲板灯、水道ポンプ、汚水排水ポンプ、甲板洗浄ポンプ、ビルジポンプ(自動・手動)、バッテリースイッチの表記があります。陸電のインレットもあります(所有者様より)。 キャビンはチークの内装で、U字型のダイネットと大型のテーブル(折りたたみ・着脱式)、船首側にVバース、もう1か所ベッドスペースがあります。個室トイレ(便器・操作パネル・手すり・換気口)と、ステンレスのシンク、引き出し式の冷蔵庫を備えています。シャワーはありません。 ヒーターはディーゼルヒーターで、操作盤はWebastoです。 救命胴衣は収納にありますが、員数は確認できていません。 付属品として、船台(車輪つき)、スリング、天秤、フェンダー、ロッドホルダー6個が含まれます。付属品の状態(スリング・天秤の使用荷重を含む)は、現艇でご確認ください。 【取材時(陸上)に作動を確認したもの】 エンジン始動(陸上で冷却水を供給しながら短時間)、ワイパー、デフロスター、航海灯(両舷の緑・赤)、Raymarineの表示器(電源が入り画面が出ること)、アンカーウインチ(上げ・下げ)、スラスター(船首・船尾)、トリムタブ(左右とも動くこと)、汚水排水ポンプ(モーターが回ること)、ヒーター(送風。短時間のため暖まるところまでは確認していません)、冷蔵庫(中が冷えていること)、IH調理器(電源が入ることのみ)、天井ハッチ(開くこと)、手元灯・室内灯。作動の様子は動画に記録しています(船尾スラスターは映像なし)。陸上・短時間での確認で、現在の作動を保証するものではありません。 甲板足元灯は、点灯していない灯具がありました(原因は未確認)。 【取材時に作動を確認していないもの】 トイレを流すこと、水道ポンプ(使っていないとのこと・所有者様より)、甲板洗浄ポンプ、ビルジポンプ、電動リール用コンセント、停泊灯、ホーン、TVアンテナ、ラジオ/CD。航走(試運転)もしていません。上記のほか、ここに挙げていない装備も、取材時に作動を確認していません。現艇でご確認ください。 【整備の履歴】 所有者様の手元に残っている、整備の請求明細・見積書と購入記録を拝見しました。毎年2回の点検・整備を行ってきたとのことで、このほかの年の記録は現在お手元にないとのことです。 ・2013年(平成25年)12月:初回点検(オイル交換を含む)。インペラ、オイルフィルター、燃料フィルター(油水分離器を含む)、Vベルト、エアクリーナー、ジンク・アノード類の交換、上架時の不凍処理、クーラント(請求明細) ・2018年(平成30年)5月:点検作業(請求明細) ・2020年(令和2年)9月:海水キングストン・海水こし器の取付、上架時の整備(インペラ・ジンク交換)、オイル・エレメント交換、ドライブギアオイル交換ほかの見積書(実施を示す請求明細は確認できていません) ・2020年(令和2年)11月:マリン用ディープサイクルバッテリーの購入記録。その後もう一度買い替えていると思う、とのことです ・2022年(令和4年)11月:上架時の整備(インペラ・ベルト・ジンク交換)、オイル・エレメント交換、ドライブギアオイル交換、燃料フィルター交換、Vベルト(請求明細)。同じ日付で、アフタークーラーのOリング交換、ベルトテンショナー・プーリー交換の見積書もあります(実施を示す請求明細は確認できていません) ・2024年(令和6年)12月:上架時の整備(インペラ・ジンク・エアフィルター交換)、オイル・エレメント交換、燃料フィルター交換、ドライブギアオイル交換、サービスキット、アノード類、左フラップシリンダー2本交換(請求明細・使用時間656hの記載あり)。同じ日付で、ドライブ脱着、ユニバーサルジョイントのシール交換、ベローズ、キングストンバルブ交換の見積書もあります(実施を示す請求明細は確認できていません) トリムタブが曲がったため取り替えたとのことです(所有者様より)。 このほか所有者様によると、デッキのチークのオイル塗り、ジンク・アノード類(スラスター用を含む)の交換、船底の塗装、プロペラの防汚、船体のワックスがけで手入れしてきたとのことです。 【気になる点】 中古艇として、事前にお伝えしておきたい箇所があります。 甲板足元灯の一部の灯具が、取材時に点灯していませんでした(原因は未確認)。 陸電インレットのステンレス製キャップの一部が破損しています(所有者様より)。キャップはひねって閉める仕組みで、閉まりに問題はないとのことです。 サーチライトの本体は、橋に接触したため取り外されています。操作パネルと電源は残っているとのことです(所有者様より)。 表示器の海図データについて、入れ替えが必要かもしれないとのお話がありました(所有者様より)。現艇でご確認ください。 機関室では、アンカーウインチのモーター周辺のボルトなど金属部に白い粉状の付着物があります。ドライブ周辺のボルト・金具には橙褐色の変色が見られます。 使用時間は、取材時のメーター表示で667時間です。取材時に航走は行っていません。 取材時に確認した範囲で記載していますが、船体外板・船底の小傷まですべて確認したものではありません。そのほかの細かな汚れ・変色などは、掲載写真のコメントもあわせてご確認ください。 【船舶検査・航行区域】 2013年(平成25年)4月4日に、新造の第1回定期検査を受けています。直近の定期検査は2025年(令和7年)4月28日に受検しています。 船舶検査証書の有効期間は2031年(令和13年)5月15日まで。次回は第一種中間検査で、受検期間は2028年(令和10年)2月15日から8月15日までです(船舶検査手帳の記載)。 航行区域は沿海区域で、北海道本島の定められた海岸から20海里以内、本州・北海道・四国・九州とこれらに附属する島の海岸から5海里以内などの限定があります。 最大搭載人員は12名(旅客11名・船員1名)です。
